Project Shiro

毎日の暮らしを祝福し
当たり前の毎日に  もっと感謝を

Ptoject Shiroは、乳幼児と関わる様々な保育者が、自分たちの存在・自分たちを取り巻く環境を慈しみ、こどもたちとの日々の生活を大切に思い、幸せを感じられるよう、寄り添い学び合うことを目的としています。日本の「環境を通して行う保育」やレッジョエミリア・アプローチの「聴き入ることの哲学」が、子どもとの関わりや私の生き方そのものを支えてくれています。この二つの思想は私自身の個人的な感覚・保育者としての専門的な価値観と自然に融合し、浸透しています。現在は、ロンドンを拠点に日本国内でもオンライン研修や対話を行なっています。みなさんと一緒に学びを深めることを楽しみにしています!飯川すみれ


なんで  「白」?

特別でも何でもない日の恵み
未完の状態である面白さ
変わり続けられる可能性

そのありがたさを思い出し、実感できるよう、世界中の
多様な文化で祝福を意味する「」と名付けました。
一口に「」といっても、私たちの住む世界には、何百もの異なる「」が存在します。
あなたの好きな「」は何ですか?
その「」を思うとき、どんな気持ちになりますか?


虹が「白」を作る

」は発光する色彩の重なり

この比喩は、一人ひとりのこどもの有能性を強調します。
私には、こどもたちが自分の発光する色を関係性の中に持ち込んでいるように思えます。そうして集まった虹色の光が重なり「白」を作ります。そう考えると「白」は、協働や知識構築の象徴のように思えてきます。
Project Shiroは保育者が素材ドキュメンテーションの意味を捉え直し、こどもたちとの、また、こども間での関係性・学び合いを充実させられるようにサポートします。乳幼児教育における民主的な文化 について、どう考えますか?こどもたちと・保育のチームと・家族と、どのように協働していきたいですか?


マテリアル

素材は、私たちが考え意見を交わし意味づくりをするためのクリエイティブな媒体として重要な役割を果たします。毎日歩いている道も、風に揺れる木々も、一口飲んで喉を潤す水も、全て私たちに働きかけている素材だと考えることができます。オンライン研修では、特に保育現場でこどもたちと一緒に探究していける素材として、ルースパーツ・土粘土・紙とペン・光とデジタルについて紹介しています。素材を介するこの経験の中で 素材が私たちに話しかけてくるので、その問いを目で聴き手で考えますこの ゆったりとした間 において、身近な素材・初めて出会う素材の可能性や知能を発見・再発見していきます。保育者の研修後には、ドキュメンテーション による定期的な振り返りをオンライン行うことで、こどもたちとの探究をサポートしていくこともできます。


ドキュメンテーション

  • こどもたちがみている世界を丁寧に理解したい

  • こどもたちとの毎日の暮らしをもっと大切にしたい

  • 保育者のチームで、こどもたちとの毎日の探究を学び合いながら深めていきたい

そんな思いがあるのだとしたら、ドキュメンテーションでの対話から初めていけそうです。こどもたちとの経験を中心に対話しながら、「聴き入るための道具」としてのドキュメンテーションについて学んでいきましょう。

  • なぜ、ドキュメンテーション?

  • ドキュメンテーションって、何?

  • ドキュメンテーションって、どう使うの?

How it works?

  1. オンラインミーティングのご予約     - Learn together

  2. オンラインミーティング  -  園や個人の状況・コラボレーションの目的と方法についてお話ししていきます。

  3. メールでの確認・打ち合わせ  -  企画書に基づき費用やスケジュールを決定します。

  4. ワークショップ・リフレクション・オンラインセッションの開始

  5. コラボレーション終了後は、またそれぞれの旅へ。一緒に学び続けましょう。

一緒に学びませんか?お問合せはこちらから

Project Shiro is informed by theory and practice. The project itself is evolving between research and praxis.
We are sensitive to making respectful and ethical choices in collaboration with you all.

  • Carolyn Edwards, Lella Gandini, G. Forman. (Ed.). (2012). The hundred languages of children : the Reggio Emilia approach, advanced reflections (3rd ed.). Ablex.

  • Clark, A. (2022). Slow Knowledge and the Unhurried Child: Time for Slow Pedagogies in Early Childhood Education (1st ed.). Routledge. https://doi.org/10.4324/9781003051626

  • Giamminuti, S., Cagliari, P., Giudici, C., & Strozzi, P. (2023). The Role of the Pedagogista in Reggio Emilia: Voices and Ideas for a Dialectic Educational Experience (1st ed.). Routledge. https://doi.org/10.4324/9781003181026

  • Moss, P. (2019). Alternative Narratives in Early Childhood: An Introduction for Students and Practitioners. Oxford: Routledge.https://doi.org/10.4324/9781315265247

  • Rinaldi, C. (2021). In Dialogue with Reggio Emilia: Listening, Researching and Learning (2nd ed.). Routledge. https://doi.org/10.4324/9780367854539

  • Rogoff, B. (2003). The cultural nature of human development / Barbara Rogoff. Oxford : Oxford UP. https://doi.org/10.4324/9780203317730

  • Saeki, Y. (2023). 子どもの遊びを考える: 「いいこと思いついた!」から見えてくること. 北大路書房.

  • Sousa, D., & Moss, P. (2024). From anger to dreaming to real utopias: Re-thinking, re-conceptualising and re-forming (early childhood) education in the conditions of the times. Global Studies of Childhood, 0(0). https://doi.org/10.1177/20436106241267781

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